

      中国茶器を売るお店にはティーポットよりも蓋碗のセットが主流です。
これ、なんとポット代わりなのですよ!
まず蓋碗に茶葉と熱湯を注ぎ、しばらく置いた後、出たお茶を
蓋碗のふたを少しずらして片手で持ち、お茶の葉が出ないよう
うまくミルクピッチャーのような形の茶器にお茶を移しかえます。
これが熱いのなんのって!!
  
  
      そしてピッチャーから人数分のカップにお茶を注ぎ分け、
      それぞれお猪口のような小さなカップで飲みます。
      というわけで、蓋碗のふたは必ずぴったりとカップに合わないようになっています。
      写真でもちょっとずれているのがわかりますか?
      本場の飲み方は、この蓋碗のふたをずらした状態で
      直接口へ運び、茶葉が口に入らないように上手に飲む!!
      しかも片手で!
      おお〜すごい!!
      
      
      これは私に初めて香港の食文化を伝授してくださった頼さんから、
      帰国のお別れの時にもらったものです。
      この藍色がきれいでしょ。
      宝ものです・・・