麺、麺、今日も麺!

香港の人は本当に麺が好き!!

街を歩くとそこかしこに麺屋さんがあり
ワンタンメンや牛すじ麺、上海粗炒麺という焼きうどんや
生抽皇炒麺という細麺の焼きそばなど、どれをたべてもほんとにおいしい!
基本的に汁麺はあっさり、炒麺はこってり味が多いです。

日本人もこの麺の文化にはまる人も多く、
有名な坦々麺を食べにフェリーに乗っていったとか
同じ焼きそばでもこのお店のがおいしいよとか
よく話題になっていました。

香港の人が麺を食べるのはお昼ごはんか
大体2時半から3時ごろからの下午茶と呼ばれる
香港のアフタヌーンティータイム。
オフィスや学校の近くのお店に入ったり、テイクアウトで買ってきて
ひと休みしたらまた元気に活動開始!

麺のお話で一つおもしろいエピソードを聞きました。

どこの国の人もそうですが、香港の人々も皆、
健康で長生きをしたいと考えています。

そのため、元気なお年寄りには尊敬の念を持って
とても大切にするお国柄で、
お年寄りの方々も、それを誇りに思っています。

長寿のお祝いは家族や親戚一同が集まり、盛大にお祝いをします。
その中の定番メニューで「伊麺」と呼ばれるそばが必ず入ります。

この麺、とても長く、とぎれることなく打ってある麺なのです。
「長い、途切れない」というのが縁起がいいそうな。
それをぷちんと切ってしまわないように、長寿のお祝いの席で
そのお年寄りがはしごに乗って食べるんだそうです。
お祝いの席ではしごに乗って食べること自体危ないような気もしますが・・・

食がお祝いの意味を兼ねているところがこの国らしいなぁと思うお話でした。




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