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その他の中医学の療法

(鍼灸)

針灸の歴史は、早くも中国4000年以上前の文献に記載されています。

中国人の先祖は新石器時代、大自然の災害を受けたときや病気になったとき、
石を削って先端を尖らせたものを作り、
皮膚にできた膿胞を切開したり幹部を浅く刺して痛みを取るなどして
明らかに病気治療を目的としたものを使っていました。
これをへんせきと呼び、中国の歴史上最古の医療器具とされています。

それ以降、冶金の技術が飛躍的に発展し、
鍼の道具がどんどん進化していきました。
これが現代まで続く針灸治療の始まりと言われています。

現在の針灸治療は、病気がどこの経絡と関係しているかを見極め、
その経絡上にあるツボを髪の毛ほどの細い針で
(もちろん一回使い切りのディスポーザル)
刺激することによって血流を促進したり筋肉のゆがみを正したり、
はたまた崩れたホルモンバランスを整えることさえもできます。

首の筋違えやぎっくり腰などの急性のものから、
頭痛、肩こり、腰痛、膝の痛み、四十肩、五十肩などの
慢性の痛みを改善するのはもちろんのこと、
冷えやむくみ、生理不順、便秘、不眠などの神経系統の疾病や
内臓機能の失調から来る不快症状改善にも対応できます。

さらには風邪予防や翌年の花粉症予防、
老年痴呆症予防などの目的、しみやくすみ、
ニキビやオイリー肌の改善などの美容目的や、
ダイエットなど体重を落とす目的でも使われています。

(推拿)

現代人はみな多かれ少なかれどこかに痛みやこりがあるものです。

生活が便利になり運動不足になったこと、
ストレスによる圧力が強くなり
現代人はいつも緊張し、さらには不眠症などを引き起こします。

または日常的な座った姿勢の崩れ、
そのままの長時間労働など疲労から来る精神的肉体的緊張が
各所の痛みや疾病を引き起こしてしまっているようです。

昔から人は、怪我や痛みのある患部を自分の手で
なでたりさすったりして痛みを取りました。
この簡単な「手当て」が、外傷による血の塊を散らし、
腫れを引かせ痛みを和らげるのに有効でした。

そして後世の按摩、推拿(すいな)術は
まさしくこの最も基本的・原始的な手当てをもとに発展した手技です。

筋肉や骨の部位などの身体の構造を知った上で、
中医基礎理論に基づき、経絡上のツボを押したりさすったりする
古来からの手法を施し、「気」や「血」を巡らし、
経絡を詰まらせている原因を取り除き痛みを取ります。

また推拿は実際、人の手技により施されるものなので
とても気持ちよくリラックスでき、
精神を落ち着かせることができるという点でも効果が高いといわれています。



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