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陶器の絵付け フレンチvsチャイナ

20代の頃、食器好きが高じて陶器の絵付けを習っていました。
絵付けにも絵柄のタイプによってアメリカンやフレンチテイストなど、いろいろありますが小さいバラが描きたくてフレンチを選びました。

バラを上手に描くには最低半年間、バラばかりを描き続けること、と先生からご指導頂きました。
というわけで、6人分のティーセットの絵付けに挑戦したのがこれです。

ティーポット、シュガー、ピッチャーとトレイが出来上がり、やっとカップにとりかかってベースを焼いたところで事情があり中断。
このシリーズは未完成のままになってしまっているのです。
ふちのグリーンがまだだし、バラに色のメリハリがないでしょ。
いつか時間があればまた完成させてあげたいなぁ。




1色のグラデーションで描く方法。
これはまたこれでとても根気のいる作業で、同じ青ばかり使って濃度を調節しながらベース、ハイライト、シャドーと入れていきます。
何度も何度も丁寧に色を重ねてはその都度窯で焼きます。

焼き上がりを見たときはちょっと感動しました。
これは初めてチャイナ風の絵にトライしたもの。
雑誌で見た香港のグラフィックデザイナーのアラン・チャンの作品をまねて描いてみました。

中国の子供が凧揚げをしているところなんですが中国茶器の絵柄には桃や花、草木の他に子供をモチーフにした愛らしいものがたくさんあります。









香港のカオルーンサイドの九龍城という場所には選んだ中華食器に好きな柄の絵付けをしてくれるところがあります。

かの有名なペニンシュラホテルで使われる食器もここで絵付けして卸しているとのことで、一般でもこのホテルで使われているのと同じシリーズを絵付けしてもらえるんですよ。

有名なこのペニンシュラ柄には、赤の他、緑と青もあります。
これは同じペニンシュラホテルの中国料理レストラン「スプリングムーン」で使われている食器の柄です。
でも私がこれをオーダーしたのが2001年のことで、帰国の直前の2008年にスプリングムーンでご飯を食べたときはもう違う絵柄になっていました。
今となってはレア物・・・?
なんて思いながらも普段に使っています。

 


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